無痛分娩情報公開

【無痛分娩】

当院では自然に規則正しい陣痛が発来してから硬膜外麻酔を行う自然無痛分娩を行っています。完全に痛みを取り除くわけではないので和痛分娩ともいわれています。
硬膜外麻酔は、脊椎の中に細かい管を挿入しそこから麻酔薬を注入します。
硬膜外麻酔により長時間続く陣痛の痛みが和らぐことで、お母さんの疲労が減り、体力が温存でき産後の回復が早いようです。
硬膜外麻酔の方法、利点、リスク(全脊椎麻酔、頭痛、痒み)などの詳しい説明を行い、ご理解いただければ同意書を提出していただきます。
ただし、まれに分娩の進行が急に早くなった場合や、麻酔管理者が日祭日にて不在の場合は硬膜外麻酔ができないこともあります。

〔費用〕
健康保険は適用されません。平日は70,000円、夜間および祝祭日は100,000円かかります。

 

【情報公開】

無痛分娩の診療実績

 

1988~1989年 旧国立久留米病院(現久留米大学医療センター)にて
全身麻酔、硬膜外麻酔、脊椎麻酔等の外科麻酔を行う。
1993~2013年 約20年間、年間取扱分娩数は約400~450例、年間無痛分娩件数は約50~60例、その期間の無痛分娩希望者の約80%は米海軍佐世保基地関連の外国人であった。
2014~2015年 日祭日の自然無痛分娩を中止すると同時に外国人の分娩受付人数を減員したため自ずと無痛分娩数も減少した。
2015年 日本産科麻酔学会会員
2016年 長崎県救急医療システム公開
2016~2021年 佐世保市内外の無痛分娩希望者が増加の傾向にある。
2021年3月 JALA(無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)の認定を受理される。
2023年3月 J-CIMELS  硬膜外鎮痛急変対応コース修了

施設ID:10410
集計年月日2024年1月

 

 

●産婦人科と麻酔科の合計医師数

●分娩取扱実績

●無痛分娩に関する対応方針とマニュアル等の整備状況

●無痛分娩に関する設備及び医療機器の配備状況

●急変時の体制
急変時の体制:自施設で一次対応後、他施設と連携
他施設との連携体制時の重症母体搬送先

●緊急対応シュミュレーションの実施の有無とその内容
実施の有無:なし(予定あり)

●無痛分娩麻酔管理者について
氏  名:東島 博
所有資格:日本産婦人科学会産婦人科専門医
日本産科麻酔科学会員、JCIMELS

●日本産婦人科学会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況